最近コンビニでマンガ立ち読んでいる人たちを目にしないようになったと思ってたら、マンガ雑誌ってここ数年急激に売り上げを落としているそうです。

 

そんなんですから、岡田和人氏の連載が載ってるヤングチャンピオンってどんな雑誌なのかあんまり見ることもないのですが、

 高校生がメイン読者でしょうか?

グラビアの女の子、巨乳ですが、岡田和人氏のヒロインはここ最近貧乳です。

 そして、

 私が知らんうちに、『いっツー』が終了して、新しい連載が始まってました。

 

 

岡田和人氏のマンガ、私は好きです。

しかし、岡田和人氏のマンガは世間的には今一つで、彼の存在は中堅漫画家的な扱いかもしれません。

そういう今一つな扱いを受ける理由について、ファンである私も思い当たる節はたしかにいくつもあります。

  • 内容がエロすぎ
  • 物語が偏りすぎ
  • エロ方面以外の画力ってどうよ?
  • キャラの描き分け数パターンしか持ってないよね

たしかに、『いびつ』とか『いっツー』を座右の書と上げるような人が何百万もいるようだと、それはそれで嫌な世界だなという気もしますが、

私にとって岡田和人の中堅どまりで、それ以上売れっ子にならない原因って、すべて彼の魅力のようにも思われます。

 

作者がいて、作者の人生がある。その中で物語がある。

物語が完結したとして、作者の人生は続いていくのですし、作者の人生の問題は解決しないまま続いいていくことも多いでしょう。

一つの連載が終了し、次の作品の連載が始まったとして、

前の連載の問題って一応風呂敷たたまれたことになってるかもしれないけど、作者の中では依然進行中の問題なのかもしれません。

 

だから、前の作品の問題が次の作品の中で姿を変えて継続存在してるって当たり前のことでしょうし、

岡田和人氏のようにキャラの描き分けのパターンが限られている人、もしかすると敢えて少なくしている人の作品だと、

一つの作品のキャラが、次の作品の中に輪廻して、簡単に片付かない問題と延々と向き合っている、そんな気がします。

 

それと同時に、前作でひどい運命を背負わされていたキャラが、次の作品では妙に明るいキャラになっている場合には、読んでるこっちが救われたような気持になります。

 

『ぱンすと』校医さんがヒロイン。

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前作の『いっツー』のヒロインの髪形を踏襲してますけど

 

 前々作の『いびつ』のヒロインにより似てるような気がしました。

 

もしくは前々々作『すんドめ』のヒロインでしょうか。 

 

 

 

今度こそヒロインに対して文句のつけようのないほのぼのしたラストがあればいいのにと思うと同時に、そうなっちゃったら詰まんないよね、という気もします。